この単行本は女性がリードする作品ばかりなので男性受け作品が大好きな方にはオススメとなっております。個人的に私が気に入ったポイントは女性キャラクターの目付きです。丸く可愛らしい目というよりは切れ長でクールな目付きのキャラクターが多いので、そこが私の好みでした。女性が足を男性の顔に置くシーンが2箇所あったのも好きなポイントです。

全ての収録作で男よりも女性の方が背が高いのが特徴です。
【愛して壊してふたりじめ】と【ゆりの檻】はまだ僅差ですが、他2作品は頭一つ分いや下手したらそれ以上の身長差があって主人公男子が内心「でかっ!」と驚きの声を漏らすほどです。

全ての収録作でHの主導権が女性側にあるのが特徴です。
【ゆりの檻】はパワハラ女上司に鬱憤をため込んだ主人公が復讐する催眠モノですが、彼の迂闊さが予想外の結果を招き、催眠継続中なのに男を組み敷き罵倒し雌の欲望のままに生で搾り取る完全女性上位Hが見事でした。

全ての収録作で何らかのコスチュームフェチを盛り込んでいるのが特徴です。
例えば【インモラル・インファマリー】では白衣と教師にあるまじきミニスカボディコンがセクシーですし、【隣のロア ドゥ ジョリ】なんて2m近いと思しき高身長フランス人美女のロリータファッションに癖が濃縮していますし、【愛して壊してふたりじめ】にはファミレス制服と無防備な部屋着があり、【ゆりの檻】では胸の谷間が目を引く黒髪ロングのレディーススーツ上司が眼福でした。

全ての収録作でビッチ疑惑が濃厚です。
特に【愛して壊してふたりじめ】なんて姉妹そろって主人公を美味しそうな獲物と捉える真性のビッチなので、姉妹で両側から挟むWパイズリやら顔と股間のW騎乗やら強烈でした。