僭越ながら作者様はM向けの漫画で今ダントツで最高の描き手だと思う。
作品ごとに設定やヒロインとの関係性がバリエーション豊かに描き分けられていて、毎回新機軸があるところも嬉しい。
今作は主人公に自覚がないところから無理やりマゾ堕ちさせられることと、一晩限りで捨てられることが新しいところで、普段より激しめだ。
一方、いつもながらマゾバレする過程の描写が丁寧で、猫を被っていたヒロインが本性を現し、負かされて堕とされていく推移がとてもいい。

こんなことが自分の身に起こるわけもないのだが、ぎりぎりどこかでは起こっているかもしれないという、絶妙なリアリティのラインがすばらしい。

作者様の新作が今のところ2ヶ月に1作のペースで読めることは大きな喜びの一つで、勝手ながらご健康とご健筆を心より願っている。

ロキさんのマゾいじめ漫画は中途半端な感じにならず、逆転もなくシチュがとても性癖に刺さります!
内容は、ほとんどの作品で統一されていて、実はSと実はMの男女が虐め虐められて楽しくなっちゃうという感じですが、男側も初めから虐めてくださいって風でもなく、かっこよく見せようとしているのに、理解あるドS達にマゾバレして堕とされていく。というドMの妄想を具現化したような作品が最高です。
マゾ向け作品は男性が初めから完全降伏が多いので、その点も高評価でした!
本作では、靴コキシーンがあり、足コキジャンルの中でも靴のままというのは割と少ないので、個人的ですが最高でした。(靴コキもっと増えて欲しい)

性癖は千差万別、十人十色なので全てのマゾ性癖の方に刺さるという訳では無いと思いますが、私的にはロキさんの作品の軸の部分がど真ん中なので、他作品のサンプル部分などを見て、合いそうって感じたら、全部刺さると思いますし、ちょっと違うなと思ったら刺さらないかもしれません。

ここは完全に主観ですが、女性の作画も癖を捉えていて、綺麗に描かれていて素晴らしいなと思いますが、男性作画も普通なイケメンって感じでワンチャンこの位なら自分でもなれるんじゃないか…という、作品に自分をトレースしやすいと言うのも良い点だと思っています。(過度に不細工に描かれていたりする作品が苦手のため。

マゾ界期待の新進気鋭クリエイター、ロキさんの新作。
今作も期待を裏切らない良作で、Mの自覚があるならとりあえず買って損はない。

肝心の内容ですが、今回は靴コキ中心。
射精シーンは2回。中盤に指コキ、終盤に靴底オナニー。

靴コキ前にゲームと称して男性を弄ぶヒロインの姿と、その後の変化の差が秀逸。前半が小悪魔なら、後半は女王様。
素肌を一切見せず、足元で靴底に股間を擦り付けながらオナニーに励む男性を見下ろし罵るヒロインはMなら必見です。

サンプル画像にもある通り、今までのように足も良かったですが、靴で責めて頂ける描写がとてもよかったです。
より雑に扱われ、冷たい表情に厳しい言葉責めがすごくマッチしていて最高です。相変わらずのクオリティで間違いありません。

プレイ内容に記載されているように、靴や唾などの責め、サンプル画像が気になったのであれば絶対購入した方が良いです。
個人的に好きなプレイが詰め込まれており、満足でした。
購入を迷っている上記のようなプレイが好きな方に自信を持っておすすめできます。
今後も期待しております。全ての作品が推せるので、続編や関連作品も勝手に期待しております。