前半は性処理です。
主人公のバイト君は、店長の策謀によって様々なプレイで給料を引かれていきます。
ただでさえ薄給そうな古本屋の給料がカットされたらどうなるかは明らかですが、バイトを始めたキッカケが店長への一目惚れである主人公は抗えません。
男性諸氏なら身につまされるところがあるでしょう。「給料と引き換えであっても、惚れた女性が性行為に誘ってくる」の引力の凄まじさに。

事態が転じるのは後半。
給料を削られ続けた主人公はとうとう家賃を払えずアパートを追い出され、さすがに責任を感じた店長は、しばらく泊めてやると自宅に招き入れます。
今まで給料と引き換えとはいえ、何度も性行為に及んでいた男女が一つ屋根の下。
どうなるかは明らかですが、「やられた」と思ったのは次ページのダイアログ。

「本番生SEX 給料カットなし」

前半での「フェラチオ 給料1週間カット」等の表示。
主人公に呆れたり「月給で本番か…」と天秤にかける認識だったダイアログたち。
それらがすべて、前フリとして生きてくるのです。

前々から店長が平然としていたことを気にしていた主人公は「先に店長がイッたら付き合ってください」と(キモい)勝負を持ちかけます。
その勝負を受ける店長でしたが、普段はない主人公側からの愛撫のせいか、主人公の付き合いたい執念か、「身体の相性が良い」というやつか、だんだん絶頂に近づき…。

最後にはなりますが、そもそも店長が良い。
「耳・舌・乳首・へそにピアスをした、巨乳でも貧乳でもなく太っても痩せすぎでもない絶妙な体型の、三白眼でプリンヘアでスウェット姿の飄々とした美女」
たぶん90億人くらいが好きなキャラだと思います。

正直、続編が欲しいです。このヒロインが一作のみで終わるのは惜しい。
彼女をもっと見たいと切に願って、レビューの締めとさせていただきます。
(あと最初書き殴ったら文字数制限超えて1600字超になってここまで削りました。かなしい)

全身ピアスばっちばちのお姉さんにお金を払えば無料でヌいてもらえます。お得!

こんなお姉さんなのだから、さぞ素晴らしいペエなのだろうとワクワクしながら読み進めていましたが、なかなか焦らされました。
エプロン上から仄かに顔を見せる膨らみや、屈むことで発生する胸元の隙間から垣間見える輝き。風雅ですね。
しかしその分期待に違わぬ“小ぶりとんがり乳パフィーニップルのピアス添え”をご提供いただき、恐悦至極に存じます。
“魂の形”ですかね。総合的なバランスと言いますか。このお姉さんに爆乳が付いてるのは違うンだよな。ケツがデカいのは解釈一致です。(個人の意見)

ダークブロンドのプリンになりかけの髪、ダウナーな表情でたれ目。
フェラをすれば舌ピが、脱がすことにこぎ着ければヘソピが覗く。なんだこれ……イイね。
テーマパークに来たみたいだぜ。性癖博覧会だ。

お金だけでなく性も絞り尽くす勢いの店長にバイト君はだじだじ。けれど身体は正直で……。抗えません。
あの手この手で絞ってくる店長にバイト君のサイフはおしまいです。精子なら出るけどね(笑)

思ってたより純愛要素があり、抜着心地の良い作品だった。
世の中の男性は店長の誘惑には耐えられないと断言できますねー(笑)
せっかくただ終わっただけでなく、純愛要素を出してくるなら、この後のストーリーを描いた続編にも期待したいですね。
ただまあ続編でもバイト君は抜かれ続けるんでしょうけど…

個人的にはかなり良い作品だと思う。

表紙の店長を見て「あ、この見た目好き…」となった方、買いましょう
この見た目の女性が必死にお金を貯めてる男性からHを代償にお給料をカットされるお話です
…最高でしょう?最高なんです
何より男性はこの店長のことが好きなんです
あー、良い…実に良い…

え、お金(と精液)絞られるだけ絞られて終わりなんですか…?という疑問をお持ちの方もご安心を
勿論絞られ過ぎて問題は発生しますが…最後はぜひご自分の目で…